はじめの一歩(1期)5話「カウンターへの3ヶ月」

パンチングミットのこれでもかと言わんばかりに肉感溢れる作画表現が「非現実的」なのかもしれないけど、見ていて生々しく気持ち良かった。 序でに言えば、一歩の「ビッグマラー」初お披露目回でもあり、一歩が宮田にやたらベタベタする回でもあるので、そー…

伝説巨神イデオン 総音楽集

滝沢ひろゆき著「マンガ ドラゴンクエストへの道」というドキュメンタリー漫画がある。 極々一部の人には 「コレを原作に再現ドキュメンタリードラマ化して田口トモロヲに重々しいナレーションさせたら 『プロジェクトX〜挑戦者たち〜』放送1回分出来上がり…

あなたの一番になれない

最近Twitter上で見つけたお遊び。 気になるフォロアーさんの「フォローしている」をポチクリ。 ↓ ひたすら「次へ」→「次へ」と、先頭までポチクリ。 ↓ 最終的にそのフォロアーさんが一番最初にフォローした人が判明。 ↓ 『ふーむ、そうかそうかそうなのか』…

12期13話「呼ばれないおじゃる丸」

脚本:横谷昌宏 演出:牛草健 絵コンテ:森田浩光 作画監督:さくましげこ 6月23日(日)17:50〜18:00再放送 「見てみろ、この慌てぶりを。・・・・恐いのだ。恐くてたまらずに覆い隠したのだ。恥も外見も忘れ・・築き上げてきた文明も科学もかなぐりすてて・…

第四話「勝つか負けるか! アラシ対ヒヲウ」

サブタイトルでこそ「アラシ対ヒヲウ」と銘々されているものの、この回の本筋はそこでは無い。 三話のサブタイトル及び、同三話Bパート冒頭で原田という武士から提示された「敵討ち」こそがこの回の本筋である。 それこそ時代劇では、よくよくアリガチなテ…

24話「奥さまは太っ腹」

見ていて、アレ? と違和感。 一時停止して再生し直したら、普段「背景」として認識している絵柄が手前に来ているんだなーと。 Cut.01 ・メメリッチョ夫人がドン・ジロリに手作り(?)のクリスマスツリーみたいなサラダを振る舞うシーン。 Cut.02 ・ドン・…

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破

例えば、クレヨンしんちゃん劇場版に連れて行って貰った男の子が、 例えば、プリキュア劇場版に連れて行って貰った女の子が、 例えば、ヒーローショーを目の当たりにした子供達が、 「ガンバレー!!」 ってスクリーンに、舞台に、大声で応援するじゃないで…

1話「海の心 空の心」

常連客に「いつもの」をいつもどおりに提供してくれるんでは無くて、 「新作」で常連も新規客も同時に迎え入れてくれる、そんな店みたいだなー、と。 そんな事を佐藤順一監督の新作「うみものがたり」に対して思わされましたのですさ。 さて、個人的に面白か…

第三話「敵討ち!? 幕末英雄登場」

その昔、「竜馬におまかせ!」っちゅードラマがありまして。 コレがまた、時代劇っちゃー時代劇なんだけれども、坂本竜馬がジャズバンド組んだり、海を越えてフランケンシュタインが上陸してきたり、ナレーションは広川太一郎だわ、緒川たまきは可愛いわで、…

第二話「見よ!!これが機巧だっ」

ヒヲウはよく泣く。 1話においては「刀を使えば人が死ぬ」と主張しながら泣き、 2話においては終盤、おにぎりを食べる幼馴染みを指差し笑いながら泣く。 DVD-BOX上巻のブックレットにおいても、 8歳。とにかくよく泣く。感情をうまく言葉にできない…

第一話「走れ!!炎」

敵が来て、 村が焼かれ、 子供達だけが難を逃れ、 その先には、巨大な乗り物があり、 それで逃げ、 そこで対峙した主人公とライバルキャラとのハーモニーショット×3で〆!! いや、モォこれが「2000年に放送していたアニメ」なのにも関わらずの良い意味…

「今、そこにいる僕」におけるハムドは、ほぼ全員の視聴者から嫌悪されるべきして造形された、醜悪極まるるキャラクターである。 そんなキャラクターであるのだけれども、それを演じる石井康嗣が実に生き生きと、極端に切り替わりの速い躁鬱と恍惚、そして自…

12期4話「エンマ おじゃるになる」

脚本:福嶋幸典 演出:高田昌宏 絵コンテ:森田浩光 作画監督:川口準之祐 原画:矢ヶ崎美恵、金子美紀 6月4日(木)18:00〜18:10再放送 「追いかけっこ」という構図はあらゆる所で何千何万と使われようが面白れぇよなぁとか。 逆に追いかけっこが全く無いお話…

12期3話「アカネ ばったり」

脚本:山田由香 演出:高田昌宏 絵コンテ:宮崎なぎさ 作画監督&原画:神戸環 6月3日(水)18:00〜18:10再放送 曲がり角でごっつんこ。 そして、勘違いから始まる恋。 何度、何十、何百回と我々が所謂「ラブコメ界隈」に迷い込み、ハタマタは自ら望んで入り込…

チーズスイートホーム あたらしいおうち 12話「チー、悩む。」(2009年4月16日放送)

「各話」という意味では無く、「2期」という大枠におけるサブタイトルでもある「あたらしいおうち」において、チーズと山田家とがやっと落ち着き、安心する事が出来た。 そんなエピソードです。 「知らない場所」に連れて来られたチーズの部屋を見上げる構…

おじゃる丸12期26話「キスケ 肩をかす」

脚本:山田由香 演出:久保太郎 絵コンテ:四分一節子 作画監督&原画:関三恵子 5月10日(日)17:50〜18:00再放送 例えばソレは、恋人、親子、兄弟といった間ならば、よく見られる微笑ましくもアリガチな風景だと思うんですよ。 然し、仮にも「敵対している間…

メタルファイト ベイブレード 1話『舞い降りた天馬(ペガシス)!』

一人の男が右手から肩越しにダッフルバッグを担ぎ、歩いてくる。 それだけで誰がドォ見ても『風来坊』と認証させられるのは何故かしらん? 等と疑問に思うまでもない、我々日本人の場合、「ギターを持った渡り鳥」だの「矢吹丈」だのといった昭和ヒーロー像…

構え。

「構え」は大切だ。 自分を守り、相手を攻める。 構えてなければ例えカラテカでさえも、一撃で死ぬ。 まぁ、だからと言って四六時中臨戦態勢で居ろっちゅーのもゴルゴ13じゃ無いんだからっつー話になるんだけれど、それにしたって街中を行く人を見ていると…

11期89話「サムのサムタイム」

脚本:山田由香 絵コンテ:大地丙太郎 演出:山口健太郎 作画監督&原画:山内昇寿郎 少し前に「オトナだけのクレしんNIGHT」と称し、六本木ヒルズのシネコンで4日間連続オールナイト上映*1なんて事がありましたが、仮に「オトナだけのおじゃるNIGHT」…

ハーレーダビッドソン FLHTエレクトラグライド・スタンダード

金曜特別ロードショー「ルパン三世VS 名探偵コナン」より、 峰不二子のハーレーダヴィッドソン FLHTエレクトラグライド・スタンダード。 初代OPのイメージ*1っからすると、ハーレーだったらスポーツスターに乗って欲しかったなぁっちゅー個人的趣向は…

第7シリーズ 90話「マロはお風呂が苦手でおじゃる」

タイトル通り「おじゃる丸がお風呂を嫌がる」とゆー、それだけのお話なんですけれども、 『そんなエピソードが7期の最終回だったりするのは何でかしらん? いつもの最終回だと、何処かしら別れや寂しさを連想させる何かしらがあるのになー?』 とか思いつつ…

しとやかな獣

先日、友人と新宿で芝居を見た時の事。 芝居が終わり、カーテンコールが終わり、役者達が舞台袖から消え、緞帳が下り始め、拍手が鳴りやんだ所で隣の座席に座る友人に対し、 「ねぇ、コレって多分、ドォ贔屓目に見ても御先祖様の元ネタだよね?」 「だね。類…

鉄腕バーディーDECODE02 7話について。

ヤスキチ先生にご意見を伺ってみました。→ だ、そーです。← 【ニコニコ動画】鉄腕バーディーDECODE02第7話の作画が凄い事になってる件 ンまぁ、ソレはソレとして「空色動画」が面白れぇの面白く無ぇのって領域云々をスッ飛ばして、読んでいる中年領域片足突…

トム・ソーヤーの冒険 46話「化け物屋敷で」

「金田フォロアー」という言葉がある。 その言葉の通り、金田伊功の仕事に影響を受けたアニメーターが、氏の影響を感じさせる仕事をして、そう呼ばれる様になったもので、作画wiki曰く、 80年代はどのアニメを見ても金田を模範した作画で蔓延する程であった…

「戦闘?」 「いえ、銭湯」 「そいえば知ってます?『セントーン(SENTON)』ってスペイン語で「尻餅」の意味なんですよー」 「へぇ、そうなんだー。偶に三沢が出していたなぁってー位の印象だけど、地味な技ですよねぇアレ」 「序でに思い出したんですけど…

メジャー5期 6話「無欲の直球(ストレート)」

脚本:吉岡たかを 絵コンテ:杉島邦久 演出:片貝慎、立中順平 作画監督:関崎高明 清水の驚きリアクション作画が私的好みだったんでメモ。 なんちゅーかなー、筋肉や関節の力を抜いて両腕を仮面ライダーの変身ポーズっぽく持ち上げた後で振り下ろしてくるっ…

メジャー5期4話「試行錯誤」

普段、メジャーを見ていると、この作品における劇中の投球フォームってのは、マウンドと打者との中間点に置かれたカメラ視点に向かって投球したピッチャーが身体ごと突っ込んでいく様なダイナミックでマンガチックな見せ方が多いんだけれども、今回は「変化…

続夏目友人帳OPとARIA3期最終回。

twitterから自己発言の転記なんだけれども、アッチだとGIF動画貼れないからARIA見てる人にしか分かんないよねっちゅー事で。 もいっちょ続夏目OP。握った手を離す際の名残惜しさを、反発力で指が跳ねる事で表している作画がスゲェ色気あってめっさウチ…

イナズマイレブン 11話

更にもいっちょ。 景気付けとばかりに両手で「右拳」を作る所っから始まって、ジャンプ、打ち下ろしフック気味の大振りパンチング、そして炎と雷エフェクトとの鬩ぎ合い。 これでもかとばかりに派手で多彩、んでもってマンガチックな動きなんだケド、前述↓の…

イナズマイレブン 11話

もいっちょ。 デブチン体型故の「重さ」を感じる重心移動もさる事ながら、放ったボールに歩調を合わせ、更にキックの体勢を整える為の膝を伸ばしきらない走り方、んでもってボールをキックした瞬間のタメとオバケ作画による解放がンもぉ、見ていて気持ちイイ…