ピポパ46話より。

「戦闘?」
「いえ、銭湯」
「そいえば知ってます?『セントーン(SENTON)』ってスペイン語で「尻餅」の意味なんですよー」
「へぇ、そうなんだー。偶に三沢が出していたなぁってー位の印象だけど、地味な技ですよねぇアレ」
「序でに思い出したんですけど、ホラ昔ジャンプとかアニメで『聖闘士星矢』ってあったじゃないですか。アレの『聖闘士』って書いて『セイント』って読むのがどーにも気に入らなくてねー。なんてゆーか『前田日明』とか『和泉元彌』みたいな感じでハナっから読み仮名をキチンと読ませる事を全力で拒否しているよーな有様がどーにもねー・・・。えーと、なんの話でしたっけ?」
「最近銭湯行ってるってー話」
「この辺ありましたっけ銭湯?」
「えーとねー、駅の交差点っから山手通りを北に2つ目の信号まで行くとデイリーヤマザキあるでしょー、そこん所を左に曲がって住宅街右往左往してった所に・・・」
「あー!あー!あー!あー! ××湯でしょ? 1回だけ使った事ありますよソコ」
「1回だけ?」
「1回だけ」
「なんか使い勝手悪かったとか?」
「えーとですねー、まぁ銭湯だから風呂入りますよね。んで、湯船浸かりますよね」
「言ってる言葉の意味重複している様に思えるケド、まぁ、そうですわな」
「まぁまぁまぁ、湯船浸かっていたんですよ。そしたらなんかコッチ睨んでくる奴がいて」
「ほぉ! 銭湯だけにバトル展開すか!?」
「その下りはさっきやった、0点。まぁ、ソレはソレとして、睨まれたもんだから、なにガン付けてんだテメー?『ヤル』のかコラあぁん!? とばかりに睨み返したんですよ」
「おー、関西で言うならメンチ切りってー奴だ」
「そしたら、いきなりそいつがニコニコしてやっぱりずっとコッチ見続けてくる。いー加減無視して普通の風呂から露天風呂に移動したら、なんか後を付いてくる。気持ち悪くなってきてジャグジーに移動したらやっぱり付いてくる」
「ストーキングだ。野外だったらストリーキングでもあるネ!!」
「5点。んで、まぁ結局怖くなってそそくさと逃げ帰った訳んですけどね。それで、帰ってから調べたんですよ」
「何を?」
「その××湯を。で、分かった事。あそこは有名なホモのハッテン場で、僕がやった『睨む』って事が『今晩ドォだい?』に対するオッケーサインだったらしーです・・・」
「別の意味で『ヤル』のかコラあぁん!? だった訳で・・・って××湯ってハッテン場なんすか!!?」
「ググってみるとソッチ系な2ちゃんのスレとか引っかかりますよ?」
「使うの止めときます・・・orz」


以上、先日床屋のニーちゃんに髪切ってもらいつつ聞いた話でした。