ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破
例えば、クレヨンしんちゃん劇場版に連れて行って貰った男の子が、
例えば、プリキュア劇場版に連れて行って貰った女の子が、
例えば、ヒーローショーを目の当たりにした子供達が、
「ガンバレー!!」
ってスクリーンに、舞台に、大声で応援するじゃないですか?
そしてソレを見る僕たちは、今見ている作品とそんな子供達とを含めた俯瞰的視点を大人ぶって楽しむじゃないですか?
「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」に関して言えば、そんな余裕は全く持ってコレっぽっちも無く、齢30を迎えたイイおっさんが、スクリーンに向かって恥も外聞も無く、
「シンジ君、ガンバレ!!」
と、大声で応援してあげたいのだけれど、如何せん他の視聴者にとって迷惑千万であるだろうからして、ソレが出来ない山嵐のジレンマ。
そんな、作品でした。
時間を置いて再度見に行きます。