機巧奇傳ヒヲウ戦記

第九話「激闘!父ちゃんはどこだ」

仕事をしているのならば「手際」で己の成長を実感した事は誰にでもあると思う。 以前経験した事を正確に素早く、ハタマタは以前とは異なる事態に臨機応変を効かせて対処出来た際、 『お、なんか俺って成長してんじゃね?』 とか思っちゃったりするアレです。…

第八話「裏切り?雪山に消えたマチ」

カラクリ村の娘「マチ」と武家の娘「華」とはその生活習慣等の違いから、意見が合わず対立する。 対立し、尽く反発する二人なのだけれど、敵に追われ負傷した華にマチは肩を貸し、言い放つ。 アタシは一人で逃げたりなんかしない! アンタが武家の子だろうと…

第七話「守れ!秘密の華と雪」

少女が困っている、弱っている、泣いている。 それを見た、或いは見てしまった少年はただただその憂いを、涙を見過ごしてしまう事が出来ず、 『その少女を笑顔にしてあげたい』 という、それだけの、それだけだからこそ、その少年が少女の為に全力で走ってい…

第六話「目指せ!山の彼方へ」

僕が未だガキんちょの頃は、四駆車ブームの真っ最中だった・・・と言って良いのかドォかは解らない程度に曖昧でウロオボエながらの発言なんだけれど、1970年代辺りにおけるジープブームの余韻や、未舗装路が未だ一部の人々の見解っから言わせる所の「充…

第五話「さいなら? テツとこけし」

小さい頃・・・小学校低学年か幼稚園だった頃合いに、 「隣のYさん家にお泊まりしたい!」 と、言い出した事がある。 当時の記憶をほじくり返してみても、Yさん宅に何の魅力があったのか全然解らないんだけど、兎に角、僕は自分から「お泊まりしたい!」と…

第四話「勝つか負けるか! アラシ対ヒヲウ」

サブタイトルでこそ「アラシ対ヒヲウ」と銘々されているものの、この回の本筋はそこでは無い。 三話のサブタイトル及び、同三話Bパート冒頭で原田という武士から提示された「敵討ち」こそがこの回の本筋である。 それこそ時代劇では、よくよくアリガチなテ…

第三話「敵討ち!? 幕末英雄登場」

その昔、「竜馬におまかせ!」っちゅードラマがありまして。 コレがまた、時代劇っちゃー時代劇なんだけれども、坂本竜馬がジャズバンド組んだり、海を越えてフランケンシュタインが上陸してきたり、ナレーションは広川太一郎だわ、緒川たまきは可愛いわで、…

第二話「見よ!!これが機巧だっ」

ヒヲウはよく泣く。 1話においては「刀を使えば人が死ぬ」と主張しながら泣き、 2話においては終盤、おにぎりを食べる幼馴染みを指差し笑いながら泣く。 DVD-BOX上巻のブックレットにおいても、 8歳。とにかくよく泣く。感情をうまく言葉にできない…

第一話「走れ!!炎」

敵が来て、 村が焼かれ、 子供達だけが難を逃れ、 その先には、巨大な乗り物があり、 それで逃げ、 そこで対峙した主人公とライバルキャラとのハーモニーショット×3で〆!! いや、モォこれが「2000年に放送していたアニメ」なのにも関わらずの良い意味…