図書館戦争 3話

幾つか気になった所があったのでメモ。


脚  本:谷村大四郎
絵コンテ:布施木一喜
演  出:布施木一喜
作画監督:窪田康高


・冒頭、寮での柴崎(左)と笠原(右)の対話。

・キャラ紹介テロップが出ているのに、何故か柴崎の表情は写さない。

・数カット後、パック中でしたとゆー笑いオチ。




・続いて、ベランダでの柴崎と笠原。洗濯物に隠れて笠原の表情は見えない。

・次のカットでアップに。隠した後に出てくるディフォルメ面を「いないいないばあ」的に使っている。




・Aパート後半、鏡越しのコミュニケーション。
 視聴者には柴崎の表情が見えない。
 落ち着いた口調で正論を言う柴崎に対し、落ち込んだ、然し感情的な口調の笠原。

・肩越しにチラ見。然し笠原は柴崎の言葉でうつむいてしまっていて、お互いの視線は交わらない。

・そのままうずくまってしまう笠原、お肌の手入れを続ける柴崎。
 カメラのピントは笠原に照準。
 「手入れを続けている」と言っても、笠原の問いに受け答えする時は、
 手を止めて発言している事で「テキトー」に受け答えはしていないと感じさせられる。
 然し、口調は余り感情を悟られない、落ち着いたもののまま。
 画面構成における声優の演技割合が可成り高い。

・チラと、両者の「目」が半分だけ写る。が笠原は落ち込んだままで、柴崎は無表情。

・柴崎とのコミュニケーションで自分が何をするべきか決め、立ち上がった笠原。
 カメラのピントが柴崎に照準変更。
 それに対し、口元だけで笑う柴崎。*1





んー、私的にゃー不勉強で存じて無ぇのですが、この表情を見せない画面の作り方ってーのは絵コンテ&演出やってる「布施木一喜」って人の見せ方なのかしらん?
調べたらなんか、「ARIA」1期で助監督やら演出やら絵コンテやら*2やってたり、「攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG」で演出やら絵コンテやらやってんのねー。
今後はチャンと憶えとこーかと思います。

*1:デスノートで例えるなら「計画通り」って感もあって私的にゃーココ、笑い転げドコロでしたw

*2:しかも1話と最終回で!