アニメがお仕事!
今週の少年サンデーにおける目次欄において、椎名高志が「アニメーション制作進行くろみちゃん」に対し、「怖い」と評していたんだけれども、ウチが思うに全然「くろみちゃん」は救いも希望もあるポジティブな物語だと、そー思うんだは。
ンで、コレです。
- 作者: 石田敦子
- 出版社/メーカー: 少年画報社
- 発売日: 2004/08/27
- メディア: コミック
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最も、劇中の当人達は絶望したり、絶望したり、絶望したりしながらも希望を捨ててなくはあるんだけども・・・それにしたって、やっぱりこのマンガを読む事によってアニメーターに憧れれるドコロか、生々しい現実ばかり突きつけられる感が強い。
そういった事と直接関係があるのか無いのか微妙な所だけれども、アニメーターとして結構な腕を持っていた江川達也*1が「漫画とは作品ではなく商品なのだ」との認識の上、あからさまに金儲けの為の漫画を書く様になっていった事に納得出来なくも無いと、そんな事を思わされる。*2
然し、それでも、そういった現状を知りつつもアニメを作りたいという人は居る。
出来れば彼ら彼女らの環境や収入が改善され、「仕事」として真っ当なものになってくれれば良いなぁとか、見る側の人間として希に思ったりするのである。
・・・思うだけだけれども。