秒速5センチメートル(ネタバレ含む)

新海っぽい? 新海っぽい?

雲のむこう、約束の場所」に引き続いて、
新海誠監督の新作「秒速5センチメートル」を観て思った事はとゆーと、


「あぁ、俺は新海作品の『物語を観る』というよりも、新海作品的な『雰囲気を観る』のを十二分に味わうが為、ワザワザ映画館に足を運んで迄して、コレを観ているんだろーな」


とかそんな塩梅でして。
然し、だからと言って物語を知り得る事を放棄している訳で無い。
無いのだが、作り手側が


「観た人の想像にお任せします」


ってな感じで物語を伝える事を放棄してしまうのはチョイと頂け無ぇなぁと。
チョイと話は逸れますが、CLANNADにおいてOPムービーが流れるタイミングを私的にスゲェ評価しているんですよ。
極端で荒唐無稽な比喩で申し訳なんだけど、そのクラナドのOPムービーが流れた直後にクラナド終了。



みたいな感じを「秒速5センチメートル」の終わり方から感じたのですよと。
ンまぁ、主題歌があの曲であの詩だったからこそ、あのエンディングなのだと、そう理解する事も出来るんだけど、然し本能的な部分では、自分自身の期待や予想に対して残念な終わり方だったなと。
そんなん思いました次第也。



でも、それでも一度観ているからこそ、コレを再度見ちゃうんだろうなw

最も、映画未見の人は再生しない方が賢明かと思いますが。