トーキョー博物誌
夏休みの自由研究で観察日記とか。
多分、小学生の頃にそーいった事をやった筈なんだケド、悲しいかな
「○○の観察日記付けてた!」
みたいに明確に憶えているものが何一つとして無い。
無いのだけれども、無いのにも拘わらず、確か何かをやった筈である事を朧気にうっすらと思い出せそーで、然しやっぱり思い出せないのだけれど、そーいったモヤモヤした、然し結構案外悪くない感覚を読んでいて味わう事が出来たのがコレでして。
- 作者: 日高トモキチ
- 出版社/メーカー: 産経新聞出版
- 発売日: 2008/10
- メディア: 単行本
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トーキョー博物誌 1―やすらぎの動植物観察ナビ (ガンボコミックス 10)
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そのタイトル通り、東京都内で見られる昆虫、動物、植物にスポットを当て、1話毎に紹介していくとゆー、そんなん他にもチラホラ・・・いや、案外意外と無いんだなコレが。ってな動植物観察紹介マンガなんですが、その紹介にしたって有り余りまくる余談だの、横道逸れまくりなちょっとした雑学だの、作者の実体験等々で、なんちゅーかオッサン目線っからしてイイ塩梅に楽しめるちょっとだけ学習マンガってな感じでして、作者の日高トモキチのなんつーか気楽に読める感の絵柄だったりとか、毎話、チョットだけしんみりさせてくれる所があったりして、まぁ何は兎に角、私的にオススメですゼと。
意外とただただ駅に向かう為だけに使っていた道なんかで、それ迄は目に止まらなかったチョット変な色の草花だの、極々ありふれた雀だの燕だのといった鳥とか、夜の電灯に集っている昆虫だとか、そーゆーサラっと見流していた類のソレコレにふと足を止める切っ掛けになったりするかもですよー。