プラネテス
12:30
数ヶ月ぶりに入った駅前の普通な本屋。
マンガ棚
↓
講談社
↓
モーニング系コミックス
と、検索範囲を徐々に狭め、目的のタイトルに近づいていると思ったのだけれども「プラネテス」は無かった。
そうか、いくら「名作」と俺が思っていても「今売れてる」訳じゃないタイトルは本屋に置かれて無いのかと、アタリマエの事に少し驚く。
13:30
新宿紀伊国屋に立ち寄り、「プラネテス」全巻入手。
そのまま地下鉄に潜り、某所病院へ。
15:00
何人かの同僚と待ち合わせ、彼と面会。
車椅子、ギブスの足、鎖骨に沿った恰もフランケンシュタインの様な手術跡。
ハタから見たら『足折っちゃったのかな?』程度に見えるケド、実際には幾つもの「部品」を体内に入れ、骨を保持していたりするんだとか。
ンでもって後々ソレを外す為に、再度切った貼ったをするんだとか。
ニンゲンは強くもあり、脆くもある事を実感。
信号無視のトラックに真横っから突っ込まれても、人は案外簡単にゃー死なない。
足の骨がズタズタにされたり鎖骨が体っからハミ出ても1ヶ月経てばソレを笑い話みたいにする事も出来る。
最も、コッチからは見えないトコロや分からないトコロで、彼がどれだけキッツイ状態にあったか、ハタマタ今も継続してキッツイ状態なのかもってのは本当の所、当人にしか解からないんだろうけど。
彼が「プラネテス」を気に入るかどーかは分からないが、事故だの怪我だの死だの生だの、そしてそれらと同時に恋人だの家族だのと向き合った思考をするにはうってつけのマンガだと、そう思う。
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