未来さん

「未来さん」表紙。

まぁ、よくよくアリガチな事なんですケド、中学〜高校生っ位の頃かしらん?


「『SF』って一体何じゃらホイ?」


みてーな疑問を、それこそ大まかに「SF」と呼ばれる映画だったり小説だったりアニメだったりな作品を観たり読んだりした挙げ句にウムムと考えてしまうものの、脳天パカっと開いたら炊きたてのササニシキがホカホカと湯気を立てている様な、最早それは脳味噌では無い様に思えなくも無い有様の脳味噌でしたので、ウムムと悩むばかりで思考は全然進まないドコロか、そのホカホカご飯を目の当たりにしたがばかりに味付け海苔と生卵と桃屋のザーサイで美味しくお腹いっぱいになってしまった序でにアタマも空っぽになった挙げ句考える事を止めてしまって結局疑問に思う事だけ疑問に思ったのはイイケド、コレっぽっちも論理的なアレコレをする事無く、そんな最中解った事はとゆーと「納豆とミートソースの相性は意外と良いゼ!」的な今迄の文脈の外側でやっていたアレコレによる結論であり、つまりコレは「そーゆー人間なんですケド何か?」とかいった開き直り感溢るる、ある種の逆ギレにも似(以下略)




で、結局のトコ、「すこし・ふしぎ」で良いんじゃね?

ドラえもん』などの作者藤子・F・不二雄は、自身がSF漫画家と呼ばれることに触れ、科学について全くの無知であるからと「すこし・ふしぎ(Sukoshi Fushigi)」の略としてのSF漫画家であると述べた。



みてーなソレに毎度収まる・・・イヤ、アンタ、ソレ毎度やってんのかッッ!?
・・・ンだから、そんな一人禅問答にも似たウダウダはどーでもいーとしてー。

未来さん (アスペクトコミックス)

未来さん (アスペクトコミックス)

てな訳で「未来さん」です。
未来です。
SFです。
すこし・ふしぎ(Sukoshi Fushigi)です。
手前がガキんちょな時分における「未来像」なんてのは根本的に


小松崎茂先生が描く様な世界になっているんだろーなー」*1


みたいな事を当時は「小松崎茂」とゆー名前なんざ知りもしなかったクセに思っていた(矛盾)んですけど、あーゆーガチガチな未来像とは全く持って別物の、なんちゅーか風情があって「懐かしい」とすら思える気がしないでも無い未来像と、「考えさせられる」とゆー意味でのSF感とで、「少し不思議」とチャンとした「SF」との橋渡しになっている作品であると、そんなん私的に思っています漫画でして平たく言えば超オススメ。
多分、今後の人生において数百回は読み返すし俺はコレ。