長浜忠夫と「巨人の星」に関する私的メモ。
今、MXTVで「巨人の星」の再放送*1がやっていて、毎朝出勤支度をしつつソレを見るのが日課になっているんだけれども、それに関して調べ物をしていたら少し気になった事があったので記述。
先ず、この古屋徹のコメントにて、
救われたのは、録音監督が口パクに合わせる事を求めなかった事だ「飛雄馬の気持ちで感じたままに台詞を喋りなさい。」あくまで芝居優先で、多少口パクに合っていなくてもOKにしてくれたのだ。
とある。
確かに、巨人の星は口パク(以下、リップシンクロ)が合っていない場面が多々見られる。
然し、巨人の星は「演出:長浜忠夫」なのにも拘わらずである。
長浜氏は当時、未だ「テレビまんが」*2と呼ばれていたソレを「アニメーション」へと格上げした立役者と言っても過言では無い程の功労者であり、その功労の内の一つがリップシンクロの定着化があり、アフレコに対する力の入れようについては下記リンクが詳しい。
http://xn--owt429bnip.net/2005/07/berubara.php
http://xn--owt429bnip.net/2005/07/nagahama_yakuwari.php
とは言え、上記、古屋徹の発言と「巨人の星」とを実際に見てみると、この当時は未だリップシンクロを重視して無い事が伺える。
うーむ、機会があったら長浜作品のどの辺りっからリップシンクロが確立されていったのか、古い作品っから順を追って見てみたいなぁとか。