ぷろぶれむちゃいるど
打ち切り漫画が割と好きだ。
いや、違う。
「割と好きな漫画が結果的に打ち切られる事が多かった」
というだけであり、決して打ち切られたから好きだとゆー訳では無いのだが、それにしたって90年代における少年ジャンプ打ち切り作品に関してはリアルタイムで小学生だったり中学生だったり高校生だったりした時期だけあって、アホみてーにタイトルを憶えていたりして我ながらイラン事ばっか憶えているモンだなぁ等と、記憶を反芻しつつ思ったりした今この頃である。
適当に思い付いたのをば羅列してみると、
例えるなら米国圏における間違った日本文化感同様の間違ったタイ文化感を我々に植え付けてくれた
- 作者: ゆでたまご
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1991/01
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多分に第2部なんてやる気なんぞコレっぽっちも無かったくせに「第1部完」等と銘打って終了したが為に無駄な期待を数年間抱かせてくれやがった
- 作者: 岸大武郎
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1991/05/01
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作者当人っからしたら「剛Q超児イッキマン」と「遊☆戯☆王」の間に位置した駄作・・・
なのかもしれないが、私的にはルチャ・リブレのジイさんがスゲェ強くてスゲェカッチョ良かった故に高評価な
- 作者: 高橋一雄
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1992/07
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コレと「Worlds」以外の藤崎竜作品は私的にどーでもいーんで読んでませんな
PSYCHO+ 1 DRIVE A GAME START ジャンプコミックス
- 作者: 藤崎竜
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1993/06
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ファンタジーなのに何故か牛丼な
- 作者: 松根英明
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1993/08
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仮面ライダークウガが数種類の「色」を使い分けた際に、真っ先にコレを連想しました。
原色超人paintーman 1 Accidents will happen!! (ジャンプコミックス)
- 作者: おおた文彦
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1993/08
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「柳川よしひろ」は昔っから絵は上手いし、女の子可愛く書くし、動かしたら躍動感あるのに何故かジャンプ読者とはソリが合わなかった感の強い
- 作者: 柳川よしひろ
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1993/12
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この作者の「野口賢」も殺陣アクションが滅茶苦茶上手いのに少年ジャンプで漫画を書いていた時は不遇だった類な
- 作者: 野口賢
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1995/11
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ってな具合である。
さて、チョット話変わって、ココに打ち切られてすらいない漫画がある。
ぷろぶれむちゃいるど―高柳ヒデツ作品集 (ダイトコミックス)
- 作者: 高柳ヒデツ
- 出版社/メーカー: 大都社
- 発売日: 2002/12
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賢明なるチャンピオン紳士*1の方ならば脳味噌の片隅にココ何年も放置されていたであろう、この「ぷろぶれむちゃいるど」という作品は、何年か前に少年チャンピオンで連載されていたものの、作者が週間連載の仕事量に追いつけず、トンズラこいて「打ち切り」では無く「連載停止」し、そのまま終わってしまった漫画である。
ハッキリ言って態勢の良い作品では無い。
打ち切られてすらいない作品を連載していた所とは別の出版社から、単行本にして出している事に不快感を感じる人だって多く居そうなものだ。
然し、連載時において読んでいた自分からすれば未完であれ、久しぶりにこのタイトル古本屋の片隅で見つけただけで嬉しかったりもしまして、速攻手に取り購入してしまったソコには、冒頭における自らの言葉を訂正する様だが、
「ド半端な状態で終わってしまったからこそな」
そーいった商業的に駄目だったが故の魅力があるし、ソレを紹介して極一部の好事家達に
「あー、そーいえばこんなのあったねぇw」
とか思って貰えるだけで、楽しかったりして。
そんなんこんなんな、こーゆー漫画なりの楽しみ方ってモンがあるんだよと。
そんなん思った今日この頃ですわん。