セイタカアワダチソウを劇中で取り上げたアニメっつーと、ウチの記憶の限り「御先祖様万々歳!」以来かなぁとか。

「線路」が欲しいと思いました。

郊外地区の空き地なんぞにセイタカアワダチソウの群生が広がり、その黄色黄色した花色を見かけると、今年も「ザ・秋、中盤戦」って感じですなぁ等と毎年毎年思わされるんですが、そんな最中、昨日だか一昨日だかに放送した「スケッチブック」において、セイタカアワダチソウの葉っぱを削いで茎を折った棒状のソレをブイブイ振り回すとゆー、昭和のガキんちょならば誰もが、そう、20年前にも30年前にも40年前にも誰もがやっていたガキんちょならではのたかが棒っきれ振り回すだけで聞けるヒュイヒュイとその棒が風を切る音が、恰も70〜80年代におけるカンフー映画のパンチやキックに付きものだった「ボッ!! バッボッッ!!」ってな効果音にも似た気持ち良さを感じざるを得ない事やら、
今ッッ!!!俺はッッ!!!!
武器」をこの手にしているッッ!!!!

等と言った材質やら耐久性やら実用性やら云々カンヌンは兎も角閑話休題として、オトコノコとして必然の「たたかい」に対する憧れっから来る、齢30近くなった今となっては解らなくも無いケド、ドォにも当時と同じ様な感動を得る事は出来ない様なハイテンションが故の楽しさやらで、ともあれガキんちょ共はそのセイタカアワダチソウの棒っきれが大好きだったんだよってー事なんですが、なんかそのアニメん中だと未だ緑々した生のセイタカ(略)を削いで折ってブンブンやっていたんだけど、オイオイコラコラチョット待て待て解っちゃ無ぇなぁ、ソレをヤルのは葉が枯れて茎が茶色くなって黄色い花が白い綿状の物質んなってっからが「」って奴だろ? その時期で無いとブイブイするにしたって水っ気が未だあるから重いし、チャンバラゴッコするにしたってペキっと気持ちよく折れてくれなくて面白味が無ぇだろ? 秋以外の秋刀魚は大して美味く無ぇのに値段高くてヤんなっちゃうのと同じだろ?


とかなんとかいった事をTV画面ボケーっと眺めつつ思いました。
別段オチなんぞ無ぇですおわり。